研究課題/領域番号 |
19202012
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田窪 行則 京都大学, 文学研究科, 教授 (10154957)
|
研究分担者 |
郡司 隆男 神戸松蔭女子学院大学, 文学部, 教授 (10158892)
坂原 茂 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (40153902)
今仁 生美 名古屋学院大学, 外国語学部, 教授 (20213233)
山 祐嗣 神戸女学院大学, 人間科学部, 教授 (80202373)
三藤 博 大阪大学, 言語文化研究科, 准教授 (60181939)
|
キーワード | 言語的実現 / 関連性理論 / 推論機構 / 談話管理 / 心理実験 / 証拠性推論 / 条件文 / 4枚カード問題 |
研究概要 |
平成19年6月:田窪、有田がNorthwestern大学で行われたChicago Synsem Circleにおいて発表し、海外研究協力者のKennedy、Kaufmannと研究打ち合わせをした。 平成19年7月:日本側の分担者で理論装置に関する知識が共有できるように、チュートリアル的な集まりを京都大学で行った。推論機構の言語的表現のリストと問題となる具体的な現象のリストを作成した。 同8月:分担者の一部(郡司、田窪、有田、今仁)が、アイルランドで行われた論理・言語・情報に関するヨーロッパ夏期講習(ESSLLI)において海外研究協力者Kaufmann、Condoravdiが行った推論とモダリティに関する講義に参加し、研究遂行の具体的な打ち合わせを行った。 同10月:海外研究協力者のDancyger、Fauconnier、Sweetserを招き、日本側の分担者と条件文に関するワークショップ形式の討議を東京大学で行った。この発表内容は平成20年度、くろしお出版より出版される予定である。 平成20年2月:KaufmannとCondoravdiを京都に招き、研究打ち合わせをすると同時にワークショップ形式の打ち合わせ会を開き、推論と言語的実現の理論構成に必要な知識の共有化を行い、次年度以降の予定を議論した。 海外研究協力者岩崎、大野と沖縄宮古市を中心とする方言調査を行い、談話資料を収集するとともにモダリティ形式の記述の準備を行った。併せて京都で調査班の打ち合わせを行った(平成19年8月、9月、11月、12月および平成20年2月)。 海外研究協力者傍士元と経験科学としての生成文法における実験的手法、言語表現からの推論情報の抽出方法に関する理論に関して打ち合わせを行った(平成19年12月、平成20年2月)。
|