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2009 年度 自己評価報告書

人物像に応じた音声文法

研究課題

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研究課題/領域番号 19202013
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本語学
研究機関神戸大学

研究代表者

定延 利之  神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード日本語 / 音声言語 / 人物像(発話キャラクタ) / 調音動態 / 自然会話 / コミュニケーション / 日本語教育 / 国語教育
研究概要

本研究は、基盤研究(A)「日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成」(H16-19)の成果をより有用なものにするために、「最終年度前年度申請」制度での申請を行って、認められたものであり、その目標を前科研から継承している。
その目標とは、「音声言語」を教育するために、日本語の「音声言語」がどういう話し方を指すもので、学習者に何をどう教えればよいのかを、現場教師にわかりやすく示すための基礎資料を作成するということである。そのためには、日本語話者がどんな音声をどのように発しており、それがコミュニケーションにおいてどのような行動となり得ているか、調音と発話行為の両面の実態を、それぞれMRI実験とコミュニケーションの記録観察を通じて調べ、法則化する作業が必要である。
本研究は、「人物像(キャラクタ)」というこれまでにない概念を新しく導入することにより、「その人らしいしゃべり方」という、これまでよりもきめ細かな音声言語の観察を進め、基礎資料に反映させようとするものである。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 話し手は言語で感情・評価・態度を表して目的を達するか?-日常の音声コミュニケーションから見えてくること-2007

    • 著者名/発表者名
      定延利之
    • 雑誌名

      自然言語処理 第14巻, 第3号

      ページ: 3-15

    • 査読あり
  • [学会発表] 国際シンポジウム認知言語学の拓く日本語・日本語教育の研究と展望2009

    • 著者名/発表者名
      定延利之
    • 発表場所
      北京大学
    • 年月日
      2009-10-17
  • [学会発表] コミュニケーションと言語における「体験」2009

    • 著者名/発表者名
      定延利之
    • 学会等名
      日本認知科学会第26回大会
    • 発表場所
      慶應義塾大学藤沢キャンパス
    • 年月日
      2009-09-10
  • [学会発表] 日本語のことばとキャラクタ」The Association of Japanese Language Teachers in Europe,2008

    • 著者名/発表者名
      定延利之
    • 学会等名
      he 13th Symposium on Japanese Language Education in Europ
    • 発表場所
      Troy Culture Centre, Canakkale Onsekiz Mart University, Turkey
    • 年月日
      2008-08-27
  • [図書] 煩悩の文法-体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話2008

    • 著者名/発表者名
      定延利之
    • 総ページ数
      200
    • 出版者
      筑摩書房
  • [図書] 音声文法の対照2007

    • 著者名/発表者名
      定延利之・中川正之
    • 総ページ数
      224
    • 出版者
      くろしお出版

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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