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2008 年度 実績報告書

日韓言語横断歴史資料検索システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 19202016
研究機関東京大学

研究代表者

鶴田 啓  東京大学, 史料編纂所, 教授 (10172066)

キーワード文化交流史 / 歴史用語
研究概要

本研究は、東アジア前近代歴史資料のネットワーク上における共有化を進めるために、日韓歴史資料の言語横断的検索を可能にする歴史語彙集辞書および検索システムを研究することを目的とし、その第一段階として、日韓において分散所蔵状態にある「宗家文書」について、目録データ検索を漢字語レベルにおいて共有化し、あわせて資料画像のデジタル化を推進することにより、歴史資料のネットワーク共有を進めようとするものである。平成20年度においては以下の事項を実施した。
1. 朝鮮総督府編『朝鮮語辞典』のうちハングル部分のデータ入力。 昨年度に実施した日本語部分の入力とあわせて、『朝鮮語辞典』のデータ入力を完了した。これは、同じく昨年度作成の『東京大学史料編纂所所蔵宗家史料目録』注記部分韓国語翻訳データとともに、日韓言語横断検索用辞書の基礎データとし、「宗家文書」言語横断検索システムの研究開発にも利用する。
2. 東京大学史料編纂所所蔵宗家史料マイクロフィルムのデジタル化。昨年度に引き続いて実施し、ほぼ完了することができた。これによって、検索結果として資料画像を表示することも可能となる。
3. 九州国立博物館・長崎県立対馬歴史民俗資料館の訪問。国内の主たる「宗家文書」所蔵機関である両館との間で、目録データ横断検索の実現に向けて打ち合わせを行った。特に、対馬歴史民俗資料館からは、目録データの共有化について、積極的な反応を得ることができた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 「歴史知識学の創成」研究2009

    • 著者名/発表者名
      石川徹也
    • 雑誌名

      歴史知識学ことはじめ

      ページ: 1-15

  • [雑誌論文] 二一万通の古文書を集める-日本古文書ユニオンカタログプロジェクト2009

    • 著者名/発表者名
      近藤成一
    • 雑誌名

      歴史知識学ことはじめ

      ページ: 101-117

  • [雑誌論文] 鎌倉遺文を対象とするVirtual Laboratory構築プロジェクト2009

    • 著者名/発表者名
      遠藤基郎
    • 雑誌名

      歴史知識学ことはじめ

      ページ: 81-99

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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