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2010 年度 研究成果報告書

脱植民地化の双方向的歴史過程における「植民地責任」の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19202023
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 西洋史
研究機関東京外国語大学

研究代表者

永原 陽子  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (90172551)

研究分担者 粟屋 利江  東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (00201905)
鈴木 茂  東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (10162950)
舩田 さやか (クラーセン さやか)  東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 准教授 (70376812)
阿部 小涼  琉球大学, 法文学部, 准教授 (00292722)
今泉 裕美子  法政大学, 国際文化学部, 教授 (30266275)
小山田 紀子  新潟国際情報大学, 情報学部, 教授 (20248264)
尾立 要子  神戸大学, 大学教育推進機構, 講師 (30401433)
小林 元裕  新潟国際情報大学, 情報学部, 准教授 (80339936)
清水 正義  白鴎大学, 法学部, 教授 (20216104)
前川 一郎  創価大学, 文学部, 准教授 (10401431)
眞城 百華  津田塾大学, 国際関係研究所, 研究員 (30459309)
濱 忠雄  北海学園大学, 人文学部, 教授 (70091535)
吉澤 文寿  新潟国際情報大学, 情報学部, 准教授 (30440457)
吉田 信  福岡女子大学, 文学部, 准教授 (60314457)
渡邊 司  東京農工大学, 農学部, 准教授 (40201206)
連携研究者 浅田 進史  首都大学東京, 社会科学研究科, 助教 (30447312)
飯島 みどり  立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 准教授 (20252124)
板垣 竜太  同志社大学, 社会学部, 准教授 (60361549)
大峰 真理  千葉大学, 人文社会学研究科, 准教授 (70323384)
後藤 春美  東京大学, 総合文化研究科, 教授 (00282492)
高林 敏之  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (70299353)
旦 祐介  東海大学, 教養学部, 教授 (10207277)
津田 みわ  日本貿易振興機構, アジア経済研究所, 研究員 (70450468)
中野 聡  一橋大学, 社会学研究科, 教授 (00227852)
半澤 朝彦  明治学院大学, 国際関係学部, 准教授 (80360882)
平野 千果子  武蔵大学, 人文学部, 教授 (00319419)
溝辺 泰雄  明治大学, 国際日本学部, 講師 (80401446)
研究協力者 網中 昭世  , 日本学術振興会・特別研究員 (20512677)
大井 知範  東京外国語大学
柴田 暖子  東京外国語大学
研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード脱植民地化 / 植民地責任 / 戦争責任 / 人道に対する罪 / 奴隷貿易 / 植民地史
研究概要

本研究では、「植民地責任」概念を用いて、脱植民地化過程を第二次世界大戦後の植民地独立期に限定せず、20世紀の世界史全体の展開の中で検討した。その結果、第一次世界大戦期の萌芽的に出現した「植民地責任」論に対し、それを封じ込める形で国際的な植民地体制の再編が行われ、その体制が1960年代の植民地独立期を経て「冷戦」期にまで継続したことが明らかになった。

  • 研究成果

    (15件)

すべて 2011 2010 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) 図書 (5件)

  • [雑誌論文] 植民地体制の国際化と『植民地責任』-南部アフリカを手がかりに-2010

    • 著者名/発表者名
      永原陽子
    • 雑誌名

      歴史学研究 872号 10月増刊号

      ページ: 2-10

    • 査読あり
  • [雑誌論文] フランスにおけるポストコロニアリズムと共和主義-植民地史研究の地平から2010

    • 著者名/発表者名
      平野千果子
    • 雑誌名

      思想 1037号

      ページ: 124-147

  • [雑誌論文] インド近代史研究と「植民地責任」論2010

    • 著者名/発表者名
      粟屋利江
    • 雑誌名

      歴史学研究 865

      ページ: 45-59

  • [雑誌論文] 歴史学としての植民地責任2008

    • 著者名/発表者名
      前川一郎
    • 雑誌名

      創価大学人文論集 第20号

      ページ: 5-24

    • URL

      http://ci.nii.ac.jp/els/110007144600.pdf?id=ART0009088526&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1274337545&cp=

  • [雑誌論文] ポルトガル植民地支配とモザンビーク南部における移民労働-ポルトガル・南アフリカ政府間協定締結の過程(1901-1928)-2007

    • 著者名/発表者名
      網中昭世
    • 雑誌名

      歴史学研究 832号

      ページ: 19-34

    • 査読あり
  • [学会発表] 日本における歴史関連団体の『2010年イベント』の総括2010

    • 著者名/発表者名
      吉澤文寿
    • 学会等名
      韓国現代日本学会国際学術大会
    • 発表場所
      ポストタワー(韓国・ソウル)(招待講演)
    • 年月日
      2010-11-20
  • [学会発表] 脱植民地化研究の新たな視座-ヨーロッパと東アジアの比較史-2010

    • 著者名/発表者名
      小山田紀子
    • 学会等名
      北京国際シンポジウム『東アジアの社会変遷と経済発展』
    • 発表場所
      北京師範大学(中国・北京)
    • 年月日
      2010-09-17
  • [学会発表] 植民地体制の国際化と『植民地責任』-南部アフリカを手がかりに-2010

    • 著者名/発表者名
      永原陽子
    • 学会等名
      2010年度歴史学研究会大会全体会
    • 発表場所
      専修大学(神奈川県)(招待講演)
    • 年月日
      2010-05-22
  • [学会発表] 植民地戦争の記憶とヨーロッパにおける歴史認識2009

    • 著者名/発表者名
      永原陽子
    • 学会等名
      日本西洋史学会第59回大会
    • 発表場所
      専修大学(神奈川県)(招待講演)
    • 年月日
      20090613-20090614
  • [学会発表] 日本の南洋群島政策と「南洋移民」-1930年代後半を中心に-2008

    • 著者名/発表者名
      今泉裕美子
    • 学会等名
      日本国際政治学会2008年度研究大会¢日本移民研究の再考」部会
    • 発表場所
      つくば国際会議場(茨城県)
    • 年月日
      2008-10-24
  • [図書] ドイツ統治下の青島-経済的自由主義と植民地社会秩序2011

    • 著者名/発表者名
      浅田進史
    • 総ページ数
      257
    • 出版者
      東京大学出版会
  • [図書] 生まれる歴史、つくられる歴史-アジア・アフリカ史研究の最前線から2011

    • 著者名/発表者名
      永原陽子編著
    • 総ページ数
      227+ix
    • 出版者
      東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
  • [図書] 「植民地責任」論-脱植民地化の比較史2009

    • 著者名/発表者名
      永原陽子(編・著)
    • 総ページ数
      427+x
    • 出版者
      青木書店
  • [図書] 戦争責任とは何か2008

    • 著者名/発表者名
      清水正義
    • 総ページ数
      223
    • 出版者
      かもがわ出版
  • [図書] 歴史経験としてのアメリカ帝国-米比関係史の群像-2007

    • 著者名/発表者名
      中野聡
    • 総ページ数
      468
    • 出版者
      岩波書店

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2015-07-23  

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