研究課題/領域番号 |
19202025
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研究機関 | 奈良県立橿原考古学研究所 |
研究代表者 |
寺沢 薫 奈良県立橿原考古学研究所, 総務企画部, 部長 (90250365)
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研究分担者 |
豊岡 卓之 奈良県立橿原考古学研究所, 研究員 (00250374)
橋本 裕行 奈良県立橿原考古学研究所, 埋蔵文化財部, 総括研究員 (80270776)
坂 靖 奈良県立橿原考古学研究所, 総務企画部, 総括研究員 (30250377)
岡林 孝作 奈良県立橿原考古学研究所, 附属博物館, 総括学芸員 (80250380)
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キーワード | 科研成果報告書 / 日本考古学協会第76回総会 / 桜井茶臼山古墳発掘調査成果 / 東アジア王墓フォーラム / 漢代城市和集落考古与漢文化国際学術検討会 |
研究概要 |
平成22年度は、研究計画の最終年度であり、国内外の学会で研究成果の一部を発表するとともに、成果報告書を作成した。 (1)資料調査:長野県・岐阜県・愛知県の前期古墳および出土遺物を中心とした調査、愛知県の前期古墳および出土遺物を中心とした調査、九州における初期王権の成立過程について弥生時代後期から古墳時代の遺跡・古墳および中心とした調査を実施した。 (2)報告書作成:科研成果報告書(研究活動報告、纒向遺跡巻野内地区測量調査報告、勝山古墳第5・6調査報告、桜井茶臼山古墳第7・8次調査概要報告)を作成した。 (3)国内学会参加:5月24日、国士舘大学で開催された日本考古学協会第76回総会において桜井茶臼山古墳の発掘調査成果を公表した。 (4)シンポジウム開催:11月3日、奈良県橿原文化会館大ホールにおいて、第29回奈良県立橿原考古学研究所公開講演会として『東アジア王墓フォーラム~東アジアの王墓と桜井茶臼山古墳~』を開催した。当日のパネラーとして、中国社会科学院考古研究所の王巍所長と伽耶文化財研究書学芸研究室の李恩硯室長を招聘した。 (5)海外学会参加等:9月19日、中華人民共和国河南省内黄県で開催された『漢代城市和集落考古与漢文化国際学術検討会』において桜井茶臼山古墳の発掘調査成果を公表した。また、漢代の集落である内黄県三楊荘遺址・同省安陽県曹魏武王高陵・同省安陽市殷墟博物苑等の踏査・見学を実施した。
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