研究課題/領域番号 |
19202028
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
加藤 泰建 埼玉大学, 副学長 (00012518)
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研究分担者 |
関 雄二 埼玉大学, 国立民族学博物館・研究戦略センター, 教授 (50163093)
井口 欣也 埼玉大学, 教養学部, 教授 (90283027)
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キーワード | 国際研究者交流 / ペルー / 文化人類学 / 先史学 / 考古学 / アンデス / クントゥル・ワシ / パコパンパ |
研究概要 |
1.ペルーに研究分担者を派遣し、現地に保管されているクントゥル・ワシ遺跡出土の土器のなかからサンプル資料を選び、正式許可を得て米国に輸出し、土器組成の鉱物学的分析を行った。 2.先史アンデス研究者から待望されていたクントゥル・ワシ出土考古資料のデータ集を作成し、ペルーで出版するための作業を行った(本年5月にペルーで出版予定)。 3.ペルーに研究協力者を派遣し、おもにペルー北部山地パコパンパ遺跡における石材資料、動物骨資料、人骨資料などを収集し、自然科学的手法による分析を行った。 4.地理情報システム(GIS)を用いた先史アンデスの生態環境と交通ルートに関する分析を、ペルー北部山地を対象に行うと同時に、今後発展的研究が可能となるための基礎的データとして、ペルー全土のデジタルデータによる地形モデルを作成した。 5.国内において、ペルーにおける最新の遺跡発掘成果について報告を行う研究会を開催し、アンデス形成期研究の再構築に関する課題について討議を行った。
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