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2009 年度 自己評価報告書

裁判員制度の人々の受容と望ましい制度運用について-裁判員制度は成功するか?-

研究課題

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研究課題/領域番号 19203001
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎法学
研究機関千葉大学

研究代表者

松村 良之  千葉大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (80091502)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード刑事司法 / 法意識 / 裁判員裁判 / 弁護士
研究概要

(1)裁判員制度が社会に浸透していくプロセスを明らかにする。具体的には、裁判員制度導入により、法や法システムに対する人々の態度や行動がどう変わるかについて、全国の一般人を対象に裁判員制度導入前(既に終了)と導入後の2回の質問票調査によって変化を明らかにする。
(2)弁護士を対象とした質問票調査を行い、裁判員裁判について評価する。この調査についても、裁判員制度導入前(既に終了)と導入後の2回の質問票調査によって明らかにする。
(3)裁判員裁判における(1)模範的な評議の技法、(2)スタンダードな主張・立証技法、(3)裁判員に法律用語を理解させるコミュニケーション技法の3つを、実証的根拠に基づいて作成する。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 人々の裁判員制度と刑事司法への態度―その評価を中心にして―2010

    • 著者名/発表者名
      松村良之
    • 雑誌名

      法社会学 72巻

      ページ: 70-87

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 裁判員裁判の実証的研究 : 要因計画による制度運用への示唆2010

    • 著者名/発表者名
      太田勝造
    • 雑誌名

      法社会学 72巻

      ページ: 88-116

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 人々の裁判員裁判への態度―裁判員になることを規定する要因の構造―2010

    • 著者名/発表者名
      木下麻奈子
    • 雑誌名

      法社会学 72巻

      ページ: 117-134

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 裁判員制度と刑事司法に対する人々の意識2008

    • 著者名/発表者名
      松村良之, 木下麻奈子, 太田勝造, 山田裕子
    • 雑誌名

      北大法学論集 59 (4)

      ページ: 2302-2228

  • [学会発表] 裁判員評議とコミュニケーション、ワークショップ報告 (司法過程におけるコミュニケーション : 分析の有用性とその課題)2009

    • 著者名/発表者名
      堀田秀吾, 藤田政博
    • 学会等名
      法と心理学会第10回大会
    • 発表場所
      國學院大學渋谷キャンパス
    • 年月日
      2009-10-24

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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