研究課題/領域番号 |
19203029
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研究機関 | 日本社会事業大学 |
研究代表者 |
大嶋 巌 日本社会事業大学, 日本社会事業大学・社会福祉学部, 教授 (20194136)
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研究分担者 |
大橋 謙策 日本社会事業大学, 社会福祉学部, 教授 (40060470)
小林 良二 東洋大学, 社会学部, 教授 (10137010)
平岡 公一 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (10181140)
伊藤 順一郎 国立精神・神経センター, 精神保健研究所, 研究部長 (80168351)
吉田 光爾 国立精神・神経センター, 精神保健研究所, 室長 (30392450)
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キーワード | プログラム評価 / プログラム理論 / 社会福祉実践プログラム / 福祉アウトカム指標 / プロセス評価 / 効果的援助要素 / フィデリティ評価 / 科学的根拠にもとづく実践 |
研究概要 |
本研究では、近年アメリカを中心として理論的にも実践的にも急速に発展しているプログラム評価の理論と方法論を用いて、新しく導入された日本の社会福祉実践プログラムを、科学的根拠に基づく効果的なプログラムモデルとして構築するためのアプローチ法を開発・定式化し、社会福祉実践プログラムに関わる関係者間で共有することを目的に行われる。そのために、高齢者福祉領域、児童・思春期福祉領域、障害者福祉領域、精神保健福祉領域の新しい実践プログラム開発に関わる関係者が合同の研究会を組織し、集中的な議論を重ねながら、各領域の社会福祉実践プログラムにプログラム評価の理論と方法論を適用して、それらがより効果的なプログラムに発展するためのアプローチ法を検討し、関係者間で共有する。研究初年度の2007年度は、研究の第Iステージである「効果的モデル構築のためのアプローチ法検討と合意形成」(高齢者福祉、児童・思春期福祉など各領域の関係者が合同研究会を組織し、社会福祉実践プログラムにプログラム評価の理論と方法を適用し、より効果的なプログラムに発展させるためのアプローチ法を検討)、第IIステージの「予備的プログラム評価調査」(制度モデル・既存モデルに対する予備的評価を個別プログラムに実施)を行い、現在、第IIIステージ「暫定効果モデルの構築」(予備的プログラム評価および文献的・事例的検討から効果的なプログラム援助要素を抽出し、プログラム理論を適用して暫定効果モデルを作成)に取り組んでいる。精神保健福祉領域における退院促進支援事業と、障害者領域における就労移行支援事業が先行して進められ、各プログラム評価のモデルケースとなっている。
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