研究課題/領域番号 |
19204007
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
枡田 幹也 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00143371)
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研究分担者 |
松元 重則 日本大学, 理工学部, 教授 (80060143)
坪井 俊 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40114566)
大鹿 健一 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70183225)
小島 定吉 東京工業大学, 大学院・数理情報理工学研究科, 教授 (90117705)
河野 明 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00093237)
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キーワード | トポロジー / 多様体 / 群 / 結び目 |
研究概要 |
本研究は、総合的な視点から、研究分担者の協力をもとに、研究交流によるトポロシーの諸分野の充実、新しい展開を図ることを目的としたものである。具体的には、研究分担者の専門に関する研究集会の開催等を通して,これらの研究の相互の交流を推進し、新しい研究対象と研究成果を踏まえて、これまての研究の深化とともに、新しい研究の発見を目指す。このように、トポロジーの諸分野の固有の問題の研究を深めることを図りつつも、理論の相互の関係を明らかにすることに重点を置き、広い視野を持って、微分幾何学、代数幾何学、整数論、関数論、数理物理学などとの連携を重視するものである.19年度は,松元重則氏が基盤研究A「位相幾何学の総合的研究」(平成17年度〜19年度)が推進している研究プロシェクトを補完し「結び目の研究集会」を開催した. また、7月後半の2週間、大阪市立大学において、「ハミルトニアン群作用」および「トーリックトポロシー」の勉強会を開催した。http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~takahiko/summer_school07/summer_school.html これは、大阪市立大学21世紀プロクラム「結び目を焦点とした広角度の数学拠点の形成」主催の「COE21特別講義」原田芽ぐみ氏(カナダ)の集中講義を利用し、国内外の大学院生および若手研究者の研究交流を目的としたもので,ロシア、韓国、中国からの大学院生および研究者の参加があった。 個人的には、1月から2月にかけて、復旦大学にて開催されたトーリックトポロジーの勉強会に参加し、有意義な討論を行うことができた。これは現在、首都大学の神島氏との共同研究に発展している。
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