研究課題
基盤研究(A)
太陽系以外の恒星系での惑星の観測例は、いまや400個にも上っている。しかしながら、そのほとんどは、ドップラー法に代表されるような間接的手法によるものであり、分かっていることは惑星の軌道と質量(の下限)である場合がほとんどであり、惑星自身の性質(大気組成等)については未知のままに残されている。本研究では、系外惑星直接検出の実現性の高い赤外線領域に最適化したコロナグラフを開発}することを目指す。具体的には、2018年度の打上を目指して開発が進められているSPICA(Space Infrared Telescope for Cosmology and Astrophysics)に搭載することを想定し、特に木星型の惑星の検出を目指す。この目的を達成するためには、望遠鏡の不完全な波面を補正するための技術、望遠鏡の回折限界のできる限りまで近くの惑星を観測できるにする技術、赤外線という測定の難しい波長域での高コントラストを実現する技術、などが重要な開発課題となる。
すべて 2010 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (4件) 図書 (2件)
Advances in Space Research Volume 45, Issue 8
ページ: 979-999
Advances in Space Research Volume 43, Issue 1
ページ: 181-186
Experimental Astronomy Volume 23, Issue 1
ページ: 193-219
Astronomy and Astrophysics Volume 480, Issue 3
ページ: 899-903
Proceedings of the SPIE Volume 7010
ページ: 70102Z-70102Z-10
ページ: 70100H-70100H-8