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2007 年度 実績報告書

宇宙圏電磁環境モニター装置に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19204048
研究機関京都大学

研究代表者

小嶋 浩嗣  京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (10215254)

研究分担者 山川 宏  京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50260013)
岩井 誠人  同志社大学, 工学部, 准教授 (70411064)
臼井 英之  京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (10243081)
八木谷 聡  金沢大学, 大学院・自然科学研究科, 准教授 (30251937)
上田 義勝  京都大学, 生存圏研究所, 助教 (90362417)
キーワードプラズマ波動 / アナログASIC / 宇宙圏 / 電磁環境 / 磁場センサー / センサーネットワーク / センサーノード / センサーネットワーク
研究概要

宇宙圏電磁環境モニターにおけるセンサーノードのアナログ回路の小型化に関する取り組みでは,多くの周波数バンドのスペクトルを出力できるよう複数の中心周波数をもつバンドパスフィルタのアナログASIC化を行い設計・試作・動作確認まで行った.バンドパスフィルタでは、より多くのチャンネルの組み込みを行うため,gr-Cフィルタにおける容量分をチップ内に設けた容量部を区分けしておき,それらをスイッチングすることにより時間的に容量を変化させ,バンドパスフィルタの中心周波数を切り替える仕組みを取り入れ,その動作確認も行うことができた.小型磁場センサーにおいては,BBMによる設計・試作を経た後,センサーノードのボディの設計も含めた形で設計・試作を行った.この磁場センサーは,予定通りループアンテナを使用することにし,その感度設定,ノイズレベルもシミュレーションで確認しており実験的に比較する準備が整った.またセンサーノード間での相互通信試験用にZigBeeによる模擬センサーノードの開発を行った.このZigBeeノードでは,ブロードキャストによるデータ通信以外に各ノード間でのデータ交換ができることも確認している.小型磁場センサーと同時に試作したセンサーノード本体の構造については,当初,球体で想定していたものを,磁場センサーへの渦電流の影響を少なくするため,立方体による構造とすることにした.内部から発生する磁場ノイズを軽減するために,表面にパーマロイによる磁気シールドを施すオプションも備えた形での試作とした.

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (7件)

  • [学会発表] 宇宙空間におけるプラズマ波動観測2008

    • 著者名/発表者名
      小嶋浩嗣
    • 学会等名
      輻射科学研究会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2008-03-27
  • [学会発表] 宇宙環境・利用のための技術開発2007

    • 著者名/発表者名
      小嶋浩嗣
    • 学会等名
      生存圏研究ミッション・シンポジウム
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2007-12-06
  • [学会発表] 宇宙圏電磁環境モニターセンサーノード用アナログフィルタ回路部の集積化に関する研究2007

    • 著者名/発表者名
      齋藤悠人
    • 学会等名
      地球電磁気地球惑星圏学会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2007-09-28
  • [学会発表] 宇宙電磁環境モニターシステム2007

    • 著者名/発表者名
      小嶋浩嗣
    • 学会等名
      日本地球惑星科学連合大会
    • 発表場所
      幕張メッセ
    • 年月日
      2007-05-23
  • [学会発表] 宇宙電磁環境モニターに関するアナログ集積回路の開発・研究2007

    • 著者名/発表者名
      松本陽史
    • 学会等名
      日本地球惑星科学連合大会
    • 発表場所
      幕張メッセ
    • 年月日
      2007-05-23
  • [学会発表] 宇宙電磁環境モニター装置の位置捕捉手法2007

    • 著者名/発表者名
      北川伸太郎
    • 学会等名
      日本地球惑星科学連合大会
    • 発表場所
      幕張メッセ
    • 年月日
      2007-05-23
  • [学会発表] 科学衛星搭載用プラズマ波動観測器アナログ回路部の集積化に関する研究2007

    • 著者名/発表者名
      今久保洋
    • 学会等名
      日本地球惑星科学連合大会
    • 発表場所
      幕張メッセ
    • 年月日
      2007-05-21

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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