研究課題
基盤研究(A)
本研究ではデフォーカス法をベースとしたマイクロ四次元PIVシステムの開発を行った.顕微鏡観察条件下では焦点面から奥行き方向にずれた位置に存在する粒子の像が焦点面からの距離に応じたピンボケ像になる.これを利用し,ピンボケ量の時間変化から奥行き方向の速度を算出するシステムを開発した.また,ピンボケの度合いが異なる粒子像を追跡すれば,奥行き方向に異なる位置における流速を測定可能である.この手法によりマイクロミキサ内の非線形複雑流動を評価した.更にスカラー量の同時計測手法の開発を行った.
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Journal of Visualization Vol. 11, No. 1
ページ: 33-34
Measurement Science and Technology Vol. 19, No. 057003