研究課題/領域番号 |
19206051
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
本城 勇介 岐阜大学, 工学部, 教授 (10251852)
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研究分担者 |
吉田 郁政 武蔵工業大学, 工学部, 教授 (60409373)
西村 伸一 岡山大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (30198501)
鈴木 誠 清水建設(株), 技術研究所, センター所長 (90416818)
菊池 喜昭 (独)港湾空港技術研究所, 基礎研究室, 室長 (40371760)
長尾 毅 国士交通省, 国士技術政策総合研究所・港湾施設研究室, 室長 (30356042)
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キーワード | 地盤工学 / 信頼性設計 / 性能設計 / 基礎構造物設計 / 確率統計解析 / クリギング / モンテカルロ法 / 設計コード |
研究概要 |
本研究は、地盤工学における信頼性設計の問題点を克服する研究を実施し、また同時にこの分野の最新の知見を集約し、これを体系的に分かり易く一般地盤工学技術者・大学院生・研究者等に発信することを目的としている。このために、次の3つの課題を立て、研究を遂行する。 課題(A):「研究の方法」に詳述する研究課題について、研究を遂行し成果を公表する。 課題(B):国際ワークショヅプを開催する。 課題(C):地盤工学の性能設計・信頼設計法について体系的に解説した書籍を出版する。 課題(A)については、地盤パラメータを推定する手法の提案、必要サンプル数の決定に関する提案、サンプル位置と数を考慮した信頼性解析法の提案などを行い、順次学術誌、国際会議などの場で発表している。特に、「局所」と「一般」という概念で、これらずべてを統一的に説明しようとしてるところに本研究の特徴がある。局所とは、調査位置と構造物の位置関係が明確な場合の設計であり、一般とは、対象地盤の一般的な性質を考えて設計する場合である。 課題(B)については、2009年6月に国際地盤工学会の行事の一環としてIS-Gifuを開催するため、順次準備を進めている。 課題(C)についても、原稿を書き溜めている。今年9月に終了予定の学生の博士論文もこの研究の一部となる。
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