研究課題
基盤研究(A)
生物学的りん除去プロセスおよび亜硝酸型硝化脱窒プロセスのパイロットプラントを実験室内において運転し、ポリリン酸蓄積細菌、PHA蓄積細菌、亜硝酸酸化細菌の挙動を中心に群集構造を解析する手法を確立し、パイロットプラントの汚泥を対象として細菌群集の生存戦略を解析し、そしてそこで明らかになった各標的微生物群集の挙動を数学的に記述してシミュレーションモデルを構築する、というのが基本的な研究の流れである。平成19年度は、排水処理プロセスの微生物群集解析手法の確立、および、パイロットプラントの運転を行う。ついで、平成20年度・21年度に(1)標的とする細菌の動態および生存戦略の解明、(2)代謝活性物質の分析方法の開発、(3)PHA蓄積細菌群集の挙動解析、(4)実処理場汚泥の群集構造のモニタリングと動態解析、を行う。22年度に微生物群集構造のモデル化を行う。
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