研究課題
基盤研究(A)
反復配列は脊椎動物や高等植物のゲノムの大部分をしめる。ゲノム構造の安定性に対する潜在的脅威であるだけでなく、エピジェネティックな遺伝子制御を介して、多くの高次生命現象に関与する。エピジェネティクス研究分野の進展にともない、反復配列制御機構の生物学的重要性が近年再認識されている。私達はこれまで、シロイヌナズナのDNA低メチル化変異で誘発される発生異常を連鎖解析することで、DNAメチル化が反復配列抑制によってゲノム構造を安定するとともに、トランスポゾン由来のプロモーターを活用することにより、組織特異的遺伝子発現やインプリントされた遺伝子発現を保証していることを明らかにしてきた。これらの蓄積をふまえて、本研究では、(1)「遺伝子とトランスポゾンを区別する機構の遺伝解析」と(2)「インプリント遺伝子の進化の解明」を計画した。
すべて 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (8件) 図書 (5件) 備考 (1件)
Nature 461
ページ: 423-426
EMBO J. 28
ページ: 1078-1086
EMBO Rep. 10
ページ: 1015-1021
Science 319
ページ: 462-465
PLoS Genet 4
ページ: e1000048
EMBO J. 26
ページ: 3641-3652
http://www.nig.ac.jp/labs/AgrGen/home-j.html