研究課題
本研究ではインドネシア・東カリマンタン州および山形県金山町を重点研究対象地として、地域の特性の把握に基づく森林の協働型ガバナンスの構築の構築条件を探ることを目的としている。この研究目的のもと、当該年度において、平成21年度の繰越金を利用して、主に以下の成果を得た。1)インドネシア東カリマンタン州西クタイ県における地方自治体および県内複数村レベルでの森林資源情報の把握とその整理、分析2)西クタイ県におけるアブラヤシなどの廃棄バイオマスを中心とする未利用資源の利用可能性の検討3)西クタイ県における土地被覆分類、森林の裸地化予測を深めるための現地踏査4)ソロモン諸島およびパナマ、エクアドルにおける森林管理の多様なアクターとその特徴の把握5)山形県、高知県、山梨県の複数村における森林管理をめぐる多様なアクターの関係性の把握6)山形県の複数村における地域資源を基盤にした地域振興策の分析と国際学会での発表7)欧米諸国でのコモンズ論などを批判的に検討して作成した外部者との協働を前提とした森林協治の設計原則の問題点の整理8)日本、東南アジア、メラネシアまで多様な地域の対象地を比較、また相互関連を探るための文献レビューと現地調査による研究構造の構築とその再検討
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (18件) 図書 (5件)
山林
巻: 1521 ページ: 22-26
林業経済
巻: 63(02) ページ: 1-15
木材工業
巻: 第65巻 ページ: 161-165
Materials and Design
巻: 31 ページ: 4251-4257
季刊・環境研究
巻: 157 ページ: 99-107
林業経済研究
巻: 56(1) ページ: 49-58
環境情報科学論文集
巻: 24 ページ: 125-130
サステナ
巻: 15 ページ: 66-67
森林科学
巻: 60 ページ: 19-23
月刊ビジネスアイ:エネコ
巻: 43(10) ページ: 68-69
Japan Agricultural Research Quarterly (JARQ)
巻: 44(3) ページ: 311-318
生活協同組合研究
巻: 413 ページ: 37-43
くらてと自然のつながり再発見!
ページ: 28-29
フォーラム メコン
巻: 11(1) ページ: 18-21