研究課題
基盤研究(A)
イムノクロマトグラフィーを応用して簡易キット(Point of Care test : 以下POCテストと略す)を開発した。本法は、血清と血漿でデータの差異は殆ど生ぜず、どちらでも約15分で敗血症診断が可能となった。敗血症診断としてのカットオフ値を1+とすると、感度100%、特異度56%、有効度73%、カットオフ値を2+とすると、感度73%、特異度84%、有効度80%、 カットオフ値を3+とすると感度47%、特異度96%、有効度78%であった。敗血症の早期診断及び本疾患の重症度のモニタリングに有用なキットを開発した。今後、このような簡便な敗血症診断キットが普及すれば敗血症治療成績の向上に寄与するものと思われる。
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岩手医誌 59
ページ: 325-330
ページ: 17-28
化学療法の領域 23
ページ: 1554-1558