研究課題
基盤研究(A)
本研究は、生体防御システムにおけるプロテアーゼ反応の意義および作用機序を、宿主と病原体の両方のプロテアーゼの視点に立って包括的に解明することを目的とした。得られた成果は以下の通りである。(1)宿主エンドリソソーム系酵素カテプシンE(CatEのマクロファージおよび樹状細胞における異なる機能と制御機構、(2)CatE欠損によるオートファジーシステムの破綻、(3)CatE発現量と悪性腫瘍の発症・転移度との逆相関性、(4)CatEによる癌細胞特異的の増殖抑制、(5)CatEの特異的な阻害剤ならびに活性化剤の開発、(6)ジンジバリス菌感染による動脈硬化症や早期低体重児出産の亢進機序の解明、(7)本菌由来の病原性酵素Gingipainsを阻害する二元的阻害剤の開発、等々である。
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