研究課題/領域番号 |
19209061
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴理工系歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
井上 孝 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (20125008)
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研究分担者 |
芝 清隆 癌研究所, 蛋白創製研究部, 部長 (40196415)
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連携研究者 |
吉成 正雄 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (10085839)
松坂 賢一 東京歯科大学, 歯学部, 准教授 (70266568)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | インプラント / チタン / 人工ペプチド / チタン結合ペプチド / セメント質 / RGDモチーフ / 融合タンパク / 細胞接着 |
研究概要 |
本研究の目的は、天然歯に類似したシャーピイ線維様構造を持たせた機能性インプラントを開発するために、セメント質誘導性機能性ペプチドを開発することである。その結果、共同研究者の芝らが開発した研究により、細胞のインテグリンなどと結合するRGDモチーフのタンパク質とチタンに結合するタンパク(TBP-1)を応用し、チタン上に両モチーフを含む合成タンパク質をMolclaftにより作製した。そして、in vitroによるデータを重ねその証拠をBiomacromolecules(2008),にも発表した。この結果、従来タンパク質がつくことの無かったチタンインプラントの表面にTBP-1を介して様々なタンパク質をつけることが可能となった。将来的に、支持骨との間に歯根膜様構造を持つ機能性インプラントを作ることの足がかりとなった。また、研究途中にチタンに代わるジルコニアが注目され、研究機関中に、ジルコニアに結合する人工タンパク検索も行った。
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