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2010 年度 実績報告書

口腔先天異常疾患関連遺伝子解析研究

研究課題

研究課題/領域番号 19209062
研究機関愛知学院大学

研究代表者

夏目 長門  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (90183532)

キーワード先天異常 / 口唇裂 / 口蓋裂 / 遺伝子解析 / バンキング
研究概要

1. 世界各国での今後の可及的な遺伝子サンプル収集に向けた取組みを行った。
1) モンゴル国(平成21年8月16日~8月21日)現地調査:4名
2) ベトナム社会主義共和国(平成22年12月17日~12月31日)現地調査:2名
3) ラオス人民民主共和国(平成22年12月19日~12月24日)現地調査:1名
4) エチオピア連邦民主共和国(平成23年3月7日~3月10日)現地調査:1名
ベトナム社会主義共和国、モンゴル国、ラオス人民民主共和国においては予定の如くサンプルの入手が出来たが、エチオピア連邦民主共和国では度々の交渉を行ったが、今回はサンプル入手が出来なかった。
2. 海外での収集サンプル数
ベトナム人:4290例、モンゴル人:1999例、ミャンマー人:580例、メキシコ人:30例、ラオス人:158例
3. 日本人遺伝子サンプル数は1586例に以下を追加した。
患者(片側性:50例、両側性:11例、口蓋裂:8例)親(父母:38例)コントロール(24例)
4. 本研究においては上記の如く、多数の遺伝子サンプルを入手することが出来、これを多くの研究者に提供することにより口腔先天異常疾患関連遺伝子解析研究を飛躍的に進めることが可能であると考える。
5. 本研究の成果をもとに、愛知学院大学口唇口蓋裂センターにおいて口唇口蓋裂、先天異常患者本人ならびに家族に対し遺伝カウンセリングを行い、また希望の患者には名古屋大学医学部と協力してMTHFRの分析を行い、研究成果を臨床に応用しており、その成果を学会発表した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Milk prevents cleft palate in A/J mice2011

    • 著者名/発表者名
      TOMOKI KATO
    • 雑誌名

      The Cleft Palate-Craniofacial Journal

      巻: (In press)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 口唇形成術述後に認められた類皮野嚢胞および類表皮嚢胞に関する検討2011

    • 著者名/発表者名
      加藤大貴
    • 雑誌名

      日本口蓋裂学会雑誌

      巻: 36(1)(In press)

    • 査読あり
  • [学会発表] 口唇口蓋裂患者とその家族に対する遺伝カウンセリングの現状第2報クライアントの特長について2010

    • 著者名/発表者名
      藤原久美子,山本正彦,種村道代,鈴木聡,古川博雄,夏目長門
    • 学会等名
      第53回日本口腔科学会中部地方部会
    • 発表場所
      富山
    • 年月日
      20101000

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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