研究課題
基盤研究(A)
(1)全長260mにおよぶ内回廊の浮き彫りの事前記録法は、多様な用途や必要性に対応できる方法でなければならない。たとえば、石材表面の色の情報を取得することで着生生物および劣化の記録を可能にする。(2)石材の主要な劣化要因は、植物や微生物の着生、塩類の析出、構造的欠陥、石材の不均質性などに大別できる。劣化を助長する共通した最大要因は水である。水の挙動や分布を解明し、劣化原因との関係を解明し、劣化の抑制や回避を図る方法を究明する。(3)基本的な石材の処理は、着生生物のクリーニングと石材の強化、および撥水処理である。バイヨン寺院に特化した保存材料と施工法の開発をめざす。あわせて、現地におけるカンボジア人専門家の育成に取り組む。
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Archaeometry (in press)
Cambodia.、Radiocarbon 第50巻第3号
ページ: 437-445
メディア学会誌 Vol.62, No.9
ページ: 1453-21560
Cambodia、Microbes and Environments Vol. 23, No. 4
ページ: 293-298