研究分担者 |
今井 亮 秋田大学, 工学資源学部, 教授 (90223304)
浦辺 徹郎 東京大学, 理学研究科, 教授 (50107687)
鹿園 直建 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10011751)
実松 健造 独立行政法人産業技術総合研究所, 地圏資源環境研究部門, 研究員 (40462840)
星野 美保子 独立行政法人産業技術総合研究所, 地圏資源環境研究部門, 研究員 (10549885)
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研究概要 |
本年度は平成19年度から21年度に実施した調査・研究の成果取りまとめを実施した.当初は東京でシンポジウムを開催する予定であったが,研究成果の幅広い普及のため国際学会であるSociety of Economic Geologistsの協賛を受け,2010年11月1日にデンバーで開催された米国地質学会でのトピックセッション「Critical Metals (REE,In,Te,Nb,Ta,Ga,Li,etc.) for the New Energy Future」を企画・実行し,そのセッションの中で当研究課題の研究発表を7件を行った.このセッションは米国地質学会の中でも大きく注目され,米国のマスコミにその内容が広く報道されたさらに2010年8月にはスロベニアで行われた永久磁石学会で当課題研究の報告を行った.2011年2月に南アフリカ共和国で当研究に協力した機関との研究公表に関する最終打ち合わせを行い,同年3月にはスイス,ジュネーブ大学において当課題の研究成果発表を行った.国内でのシンポジウムも企画したが,東日本大災害の影響もあり延期することになった.この企画は2011年6月22日に東京大学小柴記念ホールで開催される資源地質学会のシンポジウム「レアアースおよびインジウム鉱床の成因と資源評価」として取り上げられ,その中で当課題参加者が8件の研究発表を行う予定である.また当課題の成果を広く一般に普及するため,株式会社ニュートンプレスの発行する商業誌「ニュートン」において「レアメタル・レアアース」特集(2011年3月号)の編集に協力し,レアアースおよびインジウムについてのこれまでの研究成果を発表した
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