研究課題
基盤研究(A)
本研究は、9世紀から15世紀にかけて繁栄したクメール帝国の辺境を含む国土の諸相と周辺諸国との地勢的関係の解明を目的として、当時の主要な街道に沿って造営された地方拠点に関する建築学的・地形学的・岩石学的調査を行うものである。特に首都アンコールより東及び北東へ延びる街道沿いには、いまだ十分に調査のなされていないクメールの重要な都市遺跡・寺院遺構が多数存在している。本研究では、GPS/TPSを用いたこれらの広域的な記録作業(地形図・遺構分布図・平面図・目録・写真記録等)を通して、将来的な保存修復に資する基礎資料を作成するものであり、アンコールを中心としたクメール帝国の領土拡大の様相解明に向けた一助となることを目指している。
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-クメール建築の造営尺度と設計技術に関する研究(4)- No. 640
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