研究概要 |
サンゴの白化と病気による死滅、サンゴ礁の減少はより深刻である。地球温暖化の影響がどの程度影響するのかを調査する必要がある。特にアジア・アフリカの国々のサンゴ礁は生活と密接な関係にあり、保全・再生に関する政府の政策にも関係がある。モーリシャス周辺のサンゴは比較的白化によるダメージが少ないことが報告されている(ICRI,2004)。その原因を調査することは、他のサンゴ礁における白化の原因を特定するために役に立つ。本計画では、従来の調査ではほとんど行われていないミクロ生態系とサンゴ・海草との共存・生活環境廃水の影響について調査を進めている。特に計画では海草群落の生産する紫外線吸収物質、シアノバクテリア、栄養塩、有機物循環、バクテリアを中心にモーリシャス大学と共同研究をしている。
|