研究課題
基盤研究(A)
本研究の目的はインド洋のモーリシャス周辺のサンゴ礁の特性調査である。2008年から~2012年の5回の調査を実施した。モーリシャスのサンゴ礁の健全性の理由を、海草群落との密接な関係の実態から調査した。海草群落から放出される化学物質(MAA)は、サンゴ内の褐虫藻への紫外線効果を緩和していることを明らかにした。海草群落との共存はサンゴの健全性にはプラス効果である。サンゴ内の褐虫藻は栄養塩をサンゴ内部から摂取している。そのため海草群落との共生が可能であることも見出した。サンゴの餌としてのピコ・ナノプランクトンの重要性を明らかにした。病原菌は検出されなかった。モーリシャスのサンゴ礁の化学的・ミクロ生物群集の調査によりモーリシャスサンゴ礁のサンゴの白化が少ないことの理由を明らかにした。
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