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2008 年度 実績報告書

大規模スマートスペースの効率良い開発を目的としたシミュレータの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 19300018
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

安本 慶一  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 准教授 (40273396)

研究分担者 伊藤 実  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (90127184)
キーワードスマートスペース / シミュレーション / 情報家電 / 開発環境
研究概要

本研究は,多数のセンサ,情報通信デバイスを外部環境(利用者の移動,気温変化,時間など)および利用者の好みに従い自動制御するスマートスペースおよびアプリケーションを対象に,(1)システム全体を高信頼かつ低コストで開発できるようにするためのシミュレータの開発,(2)シミュレータを用いて大規模なスマートスペースを構築し,本シミュレータの有用性を評価することを目的としている.これらの目的を実現するため,3D空間上へのデバイスの設置支援・空間におけるデバイスの動作の可視化を行う機能(可視化・GUI),デバイス間の通信を物理的なレベル(遮蔽物,無線通信範囲なども考慮)でシミュレートする機能(ネットワークシミュレータ),エアコンなどのデバイスの動作が外部環境に与える変化(室内温度などの物理量の変化など)を忠実に再現する機能(物理量シミュレータ),与えた環境設定およびアプリケーションソフトウェアが意図通りに動作することを系統的に調べる機能(テスト機能)を実現することが研究の目標である.2年目である平成20年度は,シミュレータのスケーラビリティを高める方法の検討,系統的テスト機能の実現,シミュレータを用いたスマートスペースの構築実験を行った.本年度に得られた成果のうち,系統的テスト機能,スマートスペース構築実験に関する論文を,情報処理学会第16回マルチメディア通信と分散処理ワークショップにて発表した.また,本シミュレータにおける可視化技術に関する研究成果を情報処理学会論文誌に発表した.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 実・仮想空間を跨るインタラクションを実現するためのQoS適応機構とその評価2009

    • 著者名/発表者名
      山本眞也
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌 Vol. 50, No. 2

      ページ: 765-776

    • 査読あり
  • [学会発表] ユビキタスシステムの実装の正しさをテストするためのフレームワークUbiTESTの提案2008

    • 著者名/発表者名
      安本慶一
    • 学会等名
      情報処理学会第16回マルチメデイア通信と分散処理ワークショップ
    • 発表場所
      山口県萩市
    • 年月日
      2008-12-11
  • [学会発表] スマートホーム設計開発支援システムUbiREAL2008

    • 著者名/発表者名
      清川皓太
    • 学会等名
      情報処理学会第16回マルチメデイア通信と分散処理ワークショップ
    • 発表場所
      山口県萩市
    • 年月日
      2008-12-11
  • [備考]

    • URL

      http://ubireal.org/

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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