研究概要 |
動的信念変更にかかわる処理手法として,Kowalski, Sadriらが開発するIFF手法を用いた外部環境変化の理論的枠組みについて検討した。前年度彼らを招へいして、IFF手法の理解を深め、今年度は、それを用いた動的信念変更の枠組みについて検討した。具体的には、具体的には、各アクションに実行可能である前提条件を付加し、その前提条件が満たされないときには、その前提条件を満たすようなアクションを知識ベースから検索し、さらにそのアクションの前提条件が満たされていなければ、以上の検索を繰り返すことにより、前提条件が満たされるアクションを選んで、それをプランに追加していくことによりプラン変更をすることを検討した。 動的信念変更にかかわる処理手法として,Kowalski, Sadriらが開発するIFF手法を用いた外部環境変化の取り込みを検討するための第一歩として,ウェブサービスとその連携実行プロセスの定式化を行った.この定式化によって,事前の仮定に反することが判明した際のウェブサービス修正の対処可能範囲の明確化を試みるとともに,その場合の処理手続きの試作方法について,新たに処理過程の視覚化・解析機構などを用意して検討した.また,本検討課題から派生した技術としての,高速な資源割り当て手法の性能評価と適用可能性についても検討した.
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