研究課題
基盤研究(B)
物体名を告げただけで確実にその物体を認識できる計算機による物体認識の実現は困難である。そこで、本課題では頼んだものを取ってきてくれるような介護ロボットへの応用を想定し、対話を通じて物体に関する情報をロボットに与えることで物体を認識できるようにする方法を研究する。ただし、常に対話をしなければならないシステムではユーザに受け入れられない。そこで、まず自動でシーン中の物体をあらかじめできるだけ認識しておき、依頼された物体がその認識結果にない場合に対話処理に入るシステムを検討する。また、対話の際には画像認識やロボットの専門家ではない一般の人が、自然に使用する表現で対話できるようにする。このような物体認識システムの実現を目指して、以下の項目について研究する。(1)対話物体認識と統合して用いることのできる自動物体認識法(2)人間が物体を指示するのに用いる物体属性および空間関係についての表現の調査(3)人間の表現に対応する部分の画像処理による検出法(4)ロボットへの実装(5)被験者を用いてのシステムの評価
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IEICE Trans.Information and Systems Vol. E92-D, No. 10
ページ: 2112-2121
IEICE Trans.Information and Systems Vol. E91-D, No. 7
ページ: 1906-1913
IEICE Trans. Information and Systems Vol. E91-D, No. 6
ページ: 1793-1803
http://sucra-rd.saitama-u.ac.jp/search/profile.do?lng=ja&id=gmkeumcN
http://www.cv.ics.saitama-u.ac.jp/research/index.html