研究課題
基盤研究(B)
われわれを取り巻く世界を、われわれはどのように切り分け、どのように認識しているのか。この認知科学の根幹に関わる問題に「比較認知発達科学」という観点から答えるために、「多様性(Diversity)」、「多重性(Multiplicity, Multilayered)」、「階層性(Hierarchy)」をキーワードに検討を進める。すなわち、認知機能の根幹である「表象形成能力」について、多様な認知領域での表象形成過程を、「表象の多重性」と「表象の階層性」という観点から検討する。さらに、比較対象についても、ヒトを含む各種の霊長類と鯨類を対象に、比較対象の多様性と階層性に着目しつつ検討を進める。研究計画の中の個別のテーマは大きく以下に分類することができる。(1)チンパンジーにおける視覚認知(2)鯨類各種における視覚情報処理とその制約(3)霊長類および鯨類各種における視線追従と共同注意(4)チンパンジーおよび鯨類各種における自己映像認知
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