研究課題
基盤研究(B)
光同調は光誘導されるPer遺伝子の増加でもたらされるが、この増加が一定のモデルと主観的昼に増加しない時刻依存的モデルについてシミュレーションを行い、後者のモデルが光同調により適していることを示した。応用例として時差症候群を取り扱い、移動先の日周環境への同調に至るまでの光による位相変化が遺伝子レベルで説明できることを示した。さらに新しく時計遺伝子としての役割が確認されたRor遺伝子の働きをモデルに組み込み、振動の頑健さ維持に必要なRor遺伝子産物が関わる分子作用の存在について未発見の知見を得た。
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Genome Informatics Vol.20
ページ: 212-223