研究課題
ここでの研究目的は、新しいコンビュータ・システムをデザイブ・作成することで、今までにない計算を実現、特に料と形の計算プロセスをもとにした、原始生命システムの進化を理解するための新しいモデル群を提案することにある。1)チップデザインを確かめるために、FPGAをベ一スこしたシステムの構築を行なった。このシステムは16個の大きなFPGAを含み、離散的なセルラオートマトンの計算を、標準的なコンピュータの演算速度に比べて、数桁の速さで計算することができる。このプロジェクトで完成したプロセッサーのスピードは、どういうパターンをシミュレートするかにも依存するが、100倍から1000倍近い速度で計算けることができる。2)プロトタイプチップの構築を行なった。このチップは、完全なプロセッサーのデザインを組み込んでいるわけではないが、最終的なチップデザインを行なうために必要な試験的な構造を含んでおり、将来のタイル型にプロセッサーをひきつめたチップが確実に動くような構造になっている。3)さらに、おもにgame of lifeを念頭こおいたセルラオートマトンの計算を加速するための整牧型のタイル・プロセッサーの論埋デザインをすすめた。これら以外の成果として4)FPGAシステムをつかって、浮動小数点の計碁も行なえるようにし、これは国際会議で発表した。5)シリコンチップで構築するためのデザイン・フローはほぼ完成した。人工生命のシミュレーションでは、1)3次元の自己複単細胞のシミュレーションについて、ProtoCellsという本の1章に執筆し、掲戟された。2)昨年度おこなった形と自律運動する細胞モデルを論文として出版した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)
ProtoCells edby S.Rasumussen, et.al , MIT Press
ページ: 197-212
Artificial Life 15
ページ: 59-70
Proceedings of the SLIP'08
ページ: 59-63