研究課題
基盤研究(B)
神経障害性疼痛発症の分子メカニズムを解明するために、主にラットを用いたニューロパチックペインモデルを用いて、侵害受容系における種々の分子の関与をこの3年間調べてきた。その結果、後根神経節や脊髄後角ニューロン、さらに脊髄グリア細胞における細胞内情報伝達系分子、ATP受容体、サイトカインの関与に関して新しい所見を得て、国際一流雑誌に報告することが出来た。これらは新規疼痛治療薬開発のシーズとして期待される。
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