研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、半導体加工を中心としたMEMS技術を駆使して、培養細胞に対して局所的な薬剤放出を可能とし、培養チャンバの2次元平面上において所望の薬剤濃度分布を形成し得るマイクロ流体デバイスを構築して、これを神経幹細胞の分化誘導技術へ応用することである。具体的には、デバイスの培養チャンバの底面に薬剤放出用の微小孔を多数構築し、その直下に形成したマイクロ流路より微小孔を通じて培養チャンバへ薬剤放出を行う。その際に、マイクロ流路内の流体制御により、培養面内での薬剤放出制御と神経幹細胞及び分化後の細胞への化学的刺激制御を行う。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)
IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering Vol.3
ページ: 290-296
Sensors and Actuators A Vol.139
ページ: 252-258