研究課題/領域番号 |
19300190
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山田 純生 名古屋大学, 医学部, 教授 (80359752)
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研究分担者 |
和泉 徹 北里大学, 医学部, 教授 (80143775)
三宅 良彦 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (40097366)
入谷 修司 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60191904)
近藤 高明 名古屋大学, 医学部, 准教授 (00195900)
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キーワード | 慢性心不全 / 生活機能 / 運動介入 / コホート |
研究概要 |
20年度は症例登録を開始し、追跡調査を行うとともに途中経過とその評価指標について学会報告を行った。症例登録については19年度に整備した参加登録施設24施設より症例登録を開始した。その結果、20年度末までに201名の症例登録を得た。累積症例数は5月:13名、6月:41名、7月:57名、8月:72名、9月:91名、10月:105名、11月:126名、12月:149名、1月:169名、2月:197名、3月:201名(運動群98名、自然経過群103名)となった。研究発表に関しては、進捗状況について平成20年5月に福岡で開催された第43回日本理学療法学術大会にて「高齢慢性心不全の運動と生活機能:リハビリテーションコホート研究」の発表を行った。平成20年7月には大阪で開催された第14回日本心臓リハビリテーション学会に「慢性心不全患者における日常生活能力尺度簡易版の作成と妥当性の検討」と「慢性心不全患者における生活機能尺度の開発」、「慢性心不全の生活機能と運動:リハビリテーションコホート研究」の3演題を口述発表ならびにポスター発表を行った。上記に加え、平成21年3月に開催の第73回日本循環器学会総会・学術集会に「慢性心不全の生活機能:リハビリテーションコホート経過報告」としてポスター発表を行った。 以上より本年度は症例登録の開始とともに追跡調査、データの蓄積を行うとともに進捗状況についての研究発表を行った。また、事務局より定期的に症例登録数や研究発表内容を各施設に報告し、研究のコンプライアンス維持、症例数の増加を図った。平成21年5月にて症例登録を終了し、追跡調査ならびに途中解析を行い順次学会報告・紙上発表を行うこととした。
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