研究課題/領域番号 |
19300190
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山田 純生 名古屋大学, 医学部, 教授 (80359752)
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研究分担者 |
和泉 徹 北里大学, 医学部, 教授 (80143775)
三宅 良彦 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (40097366)
入谷 修司 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60191904)
近藤 高明 名古屋大学, 医学部, 教授 (00195900)
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キーワード | 慢性心不全 / 生活機能 / 運動介入 / コホート |
研究概要 |
平成21年度は5月に症例登録を完了し、その途中経過について学会発表と論文作成を行った。症例登録は平成21年5月末に254症例となった(運動群120名、自然経過群134名)。研究発表に関しては平成21年7月に東京で開催された第15回日本心臓リハビリテーション学会に「慢性心不全の生活機能:リハビリテーションコホート経過報告」「慢性心不全の退院後の抑うつ発生」の2演題の発表を行った。平成21年9月に北海道で開催された第57回日本心臓病学会学術集会にて「慢性心不全の入院期における抑うつが病態増悪に及ぼす影響」、「Daily functioning and congestive heart failure」の2演題の発表を行った。平成21年10月に福岡で開催された第13回日本心不全学会学術集会にて「The mobilization day during hospitalization predicts 6 minute walking distance in patients with chronic heart failure.」、「The predictive variables of 6 minute walking distance during hospitalization in patients with chronic heart failure」の2演題の発表を行った。論文については「The effects of depression on functional limitations in patients with chronic heart failure」をJournal of Cardiac Failureに投稿中である。 以上より平成21年度は慢性心不全患者の生活機能について退院5ヶ月目までの実態調査とその関連要因の探索、またサブスタディとして退院時6分間歩行距離の予測因子についての探索を行い、その結果を学会発表と論文投稿を行った。今後は追跡調査を継続するとともに、順次学会報告・紙上発表を行うこととする。
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