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2009 年度 実績報告書

長期臥床を必要とする傷病者に対するポータブル褥創防止デバイスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19300204
研究機関自治医科大学

研究代表者

堀江 久永  自治医科大学, 医学部, 講師 (20316532)

研究分担者 大平 猛  自治医科大学, 医学部, 助教 (00275695)
キーワード褥創防止 / 送気ユニット / 空気圧コントロール / シリコンマット / ポータブル
研究概要

褥創予防デバイスの開発がテーマの研究であってデバイスの臨床利用を最終目標とする。最終年度の最終結果であるが、計画していたデバイスはすべて完成し、成果物として(1)褥創防止用布パッド(2)褥創防止用敷マット(3)褥創防止用送気ユニットを完成するに至った。(1)の褥創防止用布パッドは市販化を果たし、(2)は臨床試験を終了し市場に投入する段階であり(3)最も複雑な機構を有する送気ユニットは褥創防止用として使用できる状態を確認した他、生体試験にて付随的に成果として得られた手術腸洗浄デバイスとして学会報告を多数行い、市販化を目指す段階に到達した。(2)の市販化が(1)に続き、(3)のユニットが市場調査で良好な結果が得られればすべての統合が視野に入る。既に(1)の褥創防止用布パッドは、傷病者への商品としての還元が始まっており、(2)療養所での成果を得る段階に至っているため、(3)の製品化を目指すが、褥創対策としての目標は達成できていると判断している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Usefulness of securing visual field in NOTES with a new wireless CCD micro camera unit that is placeable to the intra-abdominal wall through the intestine2009

    • 著者名/発表者名
      大平猛
    • 雑誌名

      Surgical Endoscopy 18

      ページ: 681-692

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Transintestinal hepatectomy by hybrid NOTES using the customized X-TRACT Tissue Morcellator with an electrofiable round cutter2009

    • 著者名/発表者名
      大平猛
    • 雑誌名

      J Hepatobiliary Pancreat Surg. 16

      ページ: 274-282

    • 査読あり
  • [学会発表] 保温性超軽量ペーパーキャリアーの災害現場および救急診療現場における患者搬送・体位管理における有用性2009

    • 著者名/発表者名
      大平猛
    • 学会等名
      日本救急医学会
    • 発表場所
      岩手国際会議場
    • 年月日
      2009-10-31

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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