研究課題/領域番号 |
19300266
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研究機関 | 星槎大学 |
研究代表者 |
下野 洋 星槎大学, 共生科学部, 教授 (30142631)
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研究分担者 |
坂上 寛一 星槎大学, 共生科学部, 教授 (10014961)
森川 和子 星槎大学, 共生科学部, 教授 (50015046)
坪内 俊憲 星槎大学, 共生科学部, 准教授 (50382560)
金 泰勳 星槎大学, 共生科学部, 准教授 (20382559)
岡田 和徳 星槎大学, 共生科学部, 生涯学習担当課長 (00382565)
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キーワード | 環境学習 / 自然のパターン / 科学的表現 / 野外学習 / 博物館 / 実験授業 / ロシア |
研究概要 |
(1)環境学習プロクラム作成の基盤となる「パターン」と「パターン把握」をそれぞれ「自然環境の認識の対象」及び「学習指導上の技法」と位置づけてそれらの定義づけを行った。この定義と「科学的表現」のあり方を検討して、最終年度には具体的な指導事例と指導書の作成を行おうとするものである。 (2)パターン把握と科学的表現の視点を明確にして、19年度実験授業の分析と20年度の実験授業を岐阜と芦別とで実施した。岐阜県では、美濃中学校での天体領域の学習を、芦別市では緑ヶ丘小学校と芦別中学校の児童生徒を対象に芦別川の川原で「景観」「水生昆虫」「岩石の分類」を展開した。 (3)外国の環境学習の調査として、中国の北京と上海における大学、研究所、小・中・高等学校での環境学習の研究や実践に関わる聞き取り調査と資料収集を行った。この調査では、中国の環境学習では現場での実践を大切にしようとする意欲は分かるが、情意的な面が目立ち科学的な根拠に基づく実践が少ないと思われた。ESDの中に人口問題を加味した展開を試みていた。 (4)19年度20年度の研究経過と研究成果を「研究報告書第1集」として刊行した。その主な内容は次のようである。(1)実験授業の成果(2)環境学習における内外の論調(3)環境学習プログラム作成の多様な観点(4)プロジェクトメンバーからの提言
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