研究課題
基盤研究(B)
本研究は主として次の4つを目的としている。(1)「TIMSS2007」「TIMSS2003」「TIMSS1999」(「国際数学・理科教育動向調査」;国際的にはアメリカのボストン・カレッジが中心となり行われており、わが国においては国立教育政策研究所が実施)の合計3回のわが国の自由記述式の画像データを整理し、わが国の児童・生徒の表現力・読解力の詳細な分析を行うこと。(2)自由記述式の解答と算数・数学の到達度や態度など諸要因間の関係について深く分析を行うこと。例えば、自由記述式の解答の特徴別にみた選択肢問題の解答の傾向や、自由記述式の解答の傾向と算数・数学の勉強に対する自信や楽しさ、希望の職業、日常生活と算数・数学との関連に対する意識など。(3)国際公開データを用いて、わが国と各国との表現力・読解力の比較を行うこと。(4)上述の分析結果について、国内及び国外で成果を発表し、また海外及び国内の研究者を招聘し公開シンポジウムを行い、研究成果を一般に広めること。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
日本数学教育学会論文発表会論文集 42
ページ: 517-522
日本科学教育学会年会論文集 33
ページ: 435-436
日本数学教育学会誌『数学教育』 90, 7(寄稿)
ページ: 27-37