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2007 年度 実績報告書

遠隔演奏システムを活用した遠隔音楽教育カリキュラムの開発と教育効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 19300278
研究機関信州大学

研究代表者

齊藤 忠彦  信州大学, 教育学部, 准教授 (10313818)

研究分担者 中島 卓郎  信州大学, 教育学部, 准教授 (20293491)
小野 貴史  信州大学, 教育学部, 准教授 (10362089)
キーワード遠隔演奏 / 音楽教育
研究概要

遠隔演奏システムとは、異なる地点に置かれているMIDI対応楽器を通信回線で接続し、演奏情報を転送することによって、同時に演奏させることができるシステムである。例えば、遠隔地に置かれているピアノを自動演奏させたり、遠隔地のピアノ奏者と連弾をしたりすることができる。テレビ会議システムとの併用で映像情報と音声情報を転送することにより、遠隔音楽教育を行うことができる。本研究では、遠隔演奏システムを活用した遠隔音楽教育カリキュラムを開発することと、そのカリキュラムによる教育効果を検証することを研究の目的とする。
平成19年度は、本研究の検証の場面で必要となる遠隔演奏の実験ネットワークの整備を行った。まず、附属長野中学校にMIDI対応自動演奏ピアノ(サイレントアンサンブルピアノ)を設置し、光回線を通じて信州大学教育学部との実験を常時行える環境を整えた。また、海外のネットワークについては、実験を行う上で、時差による影響がそれほどないエリア(特にアジア地域)での拠点候補地について検討した。また、映像情報や音声情報の転送で必要となるテレビ会議システムの導入と設置に関わって、遠隔演奏システムとの併用で、遠隔レッスン等の教育効果を期待することができる機種をリストアップし、その設置形態について検討した。
遠隔音楽教育カリキュラムの開発に関わって、遠隔演奏システムを活用した音楽教育の具体的な場面を取り上げ、小・中学校の音楽科授業での導入、教員養成大学の音楽系授業科目における導入の可能性について検討した。また、遠隔演奏システムを用いたeラーニングの構築に関わって、どのようなコンテンツが利用者に求められているのかについての基礎調査をもとに、コンテンツ作成の準備に入った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 遠隔演奏システムを用いたピアノレッスンの実用化モデルの考案2008

    • 著者名/発表者名
      齊藤忠彦
    • 学会等名
      日本音楽教育学会北陸地区例会
    • 発表場所
      長野市生涯学習センター
    • 年月日
      2008-03-16

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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