研究課題/領域番号 |
19300290
|
研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
加藤 浩 放送大学, ICT活用・遠隔教育センター, 教授 (80332146)
|
研究分担者 |
西森 年寿 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 准教授 (90353416)
望月 俊男 専修大学, ネットワーク情報学部, 講師 (50379468)
八重樫 文 立命館大学, 経営学部, 准教授 (40318647)
舟生 日出男 広島大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20344830)
山下 淳 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (80345157)
|
キーワード | 教育工学 / 科学教育 / 協調学習 / CSCL / 教育評価 |
研究概要 |
a)協働作業の時空間的制約の軽減 同期型協調学習支援システムKneading Boardを、実践家から寄せられた要望をもとに、システムの機能とユーザインタフェースの改良を行った。具体的には、UI面ではアイコンを一新し、機能面ではノード内から外部URLへのリンクを張れるようにし、また、シート間のリンクも張れるようにして、実質的にシートの広さの制限をなくした。 b)分業の不均衡や非効率性の解消 非同期型協調学習支援WebグループウェアProBoのユーザインタフェースを見直して、より直感的に使えるように改良した。例えば、マウスオーバーすればタスクの詳細をバルーンで表示するなどである。機能的には同時にログインしている人の表示、チャット機能など同期的コミュニケーションの機能を追加し、また、タスクのメッセージに画像やリンクをつけたり文字飾りをつけられるようにして非同期コミュニケーション機能を充実させた。さらに、ProBoを携帯電話からも利用できるようにした。今後,ProBoのソフトウェアはオープンソースとしてホームページから無償配布する予定である。 c)PBLの評価手法の確立 学習活動のさなかに学習者同士が手軽に相互評価することができ、その集計結果を活動の場に即座にフィードバックすることができるシステムSounding Boardについては、それを応用してプレゼンテーションの最中に聞き手がその評価を行い、その評価の集計を即座にプレゼンターにフィードバックできるシステムを開発して評価した。
|