研究課題
基盤研究(B)
佐賀藩は諸藩に先駆けて反射炉を築設して鉄製大砲を鋳造した。従来の製鉄はたたら炉・古式炉によるものであったので、鉄製大砲の鋳造は困難であった。佐賀藩は鉄製大砲鋳造に関する蘭書を翻訳し、それをもとに反射炉を築設し、鉄製大砲を鋳造した。日本で最初の事業であった。佐賀藩の反射炉築設の技術は鹿児島藩・島原藩・水戸藩・幕府に伝えられた。この佐賀藩の技術を在来知の視点で文理融合型の共同研究で分析し、幕末期の科学技術の水準を解明する。
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幕末佐賀科学技術史研究 5号
ページ: 1-18
幕末佐賀科学技術史研究 4号
ページ: 1-41
考古学と自然科学 58
ページ: 13-24
幕末佐賀科学技術史研究 3号
ページ: 1-48
ページ: 16-35