研究課題
基盤研究(B)
本研究では、ゲノム損傷に応答して形成されるさまざまな放射線誘発核内フォーカスの構造と動態、およびゲノム損傷によるクロマチンの構造変化に焦点を当て、ヒト細胞の放射線応答機構の解明に取り組んだ。その結果、ゲノム修復蛋白質RAD51がゲノム損傷領域に核内フォーカスを形成するためには、ヒストンH2AバリアントであるヒストンH2AXのアセチル化およびユビキチン化修飾による損傷クロマチンから放出が重要であることを報告した。さらに、もうひとつのヒストンH2AバリアントH2AZも、ゲノム損傷部位で損傷クロマチンから放出されることを見いだし、現在論文投稿準備中である。
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http://home.hiroshima-u.ac.jp/cellbio/Site/18ECC511-D377-11DA-83B6-000A956E89D4.html