研究課題/領域番号 |
19310102
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研究機関 | 岡山商科大学 |
研究代表者 |
大崎 紘一 岡山商科大学, 教授 (60032942)
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研究分担者 |
小松原 実 岡山商科大学, 商学部, 教授 (10234882)
宗澤 良臣 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 講師 (70274008)
梶原 康博 首都大学, 東京システムデザイン研究科, 教授 (70224409)
滝 聖子 首都大学, 東京システムデザイン学部, 助教 (50433181)
徳永 修一 詫間電波工業高等専門学校, 教授 (10197874)
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キーワード | 多重画面 / 画像処理 / 回転検出パターン / 操作訓練システム / 技能伝承支援システム |
研究概要 |
平成19年度導入した最大16カメラ、30画面/秒で同時録画、個別再生可能なハードディスクレコーダー(以上研究費で購入)で多重画面身体部位画像入力・記録・再生システムを構築した。そして開発した部位の回転角度検出パターンを各カメラから取り込んだ画像を再生処理し、パターンの線分の中心位置、長軸方向の角度から回転角度を求めるソフトを開発した。平成20年度は(株)ライブラリーの移動可能な4カメラ、最高120画像/秒の高速で動作を取込み、部位の3軸回転角度を測定できる2/3次元マルチ運動解析システムを導入した。そして、撮影環境を制御できる撮影空間を作製した。 (大崎、小松原、宗澤) 彫刻材料の位置の測定は,平成19年度では録画した彫刻作業中の画像から材料の位置と回転角度を決定していたが,平成20年度では作業中の画像から材料の位置と回転角度を決定できるようにプログラムを修正した.また,得られた結果を仮想作業空間へ表示を行うプログラムを作成した(徳永、宗澤) 熟練者の所属する部署から、遠隔地の作業現場の作業指導を行うために、インターネット通信技術(コンピュータを購入)を用いた技能伝承支援システムを開発し、機械加工企業での実証評価を行っている。さらに、作業計測・表示システム(科研費で購入)を用いて、熟練者の行う作業内容を動画および力覚データとして計測・保存できるようにした。そして、計測した動画と力覚データとを同期させて再生することにより、未熟練者に作業内容を教示できる作業訓練システムを構築した。(梶原、滝)
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