研究課題/領域番号 |
19320007
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
杉田 正樹 関東学院大学, 人間環境学部, 教授 (70130937)
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研究分担者 |
加藤 尚武 鳥取環境大学, 大学院・環境情報学研究科, 客員教授 (10011305)
沖田 行司 同志社大学, 社会学部, 教授 (20131287)
香川 知晶 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (70224342)
篠澤 和久 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (20211956)
竹内 整一 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (80107515)
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キーワード | グローバリゼーション / CSR / 労働 / 信頼 / 教育 / 儒教 / 伝統 |
研究概要 |
1各分担者の研究成果は、C-7の(11)以下を参照して頂きたい。 2 10月3日、日本倫理学会において、「労働と倫理」のワークショップを開催した。座長は杉田であり、沖田行司、香川知晶、田中智彦が発表し、その後活発な討論を行った。 3 19年度の報告に「追加」として記したのだが、19年度にできなかったアルザス欧州日本学研究所でのシンポジウムを11月8日~9日開催した。また、11月13日にはデュッセルドルフ大学でワークショップを開催した。19年度の予算で行ったとはいえ、今年度開くことによって、新たな展開となったので、敢えてここに記すことにする。(その一つは、言うまでもなくサブプライム問題に発した世界恐慌的状況の出来である。これはシンポジウムでもワークショップでも深刻な話題となり、世界文明的な問題としても論じられたのであった。) 4 2月20日、前関西経済同友会代表幹事で、がんこフード会長小嶋淳司氏にお会いし、今日の状況と経済倫理の問題」のテーマで話をうかがった。現役経営者であり、起業家でもある小嶋氏のお話は、経済倫理の研究にとって、大変有益であった。これも21年度に予定している中間報告で紹介できるはずである。 5 2月21目、研究会を開催した。見城悌治氏(千葉大学)、池田耕一氏(立教大学)、および杉田正樹(関東学院大学)がそれぞれ経済倫理に関する提題を行った。 グローバリゼーションの問題点が、今回の恐慌状況において露呈した。国内的にも、深刻な格差問題が明らかとなった。われわれの研究の重要性が一段と高まったと認識している。さらに、研究を勧めていくことが社会的責任であるといや増して考えている所である。
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