兜率天往生の思想とかたち

2009 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 19320021
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 美学・美術史
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 泉 武夫 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40168274)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2010
• キーワード: 美術史 / 宗教学

研究概要

本研究は、古来より信仰があった弥勒の造像造画活動のなかでも、鎌倉時代に新しい局面を迎える弥勒上生信仰とその造形を研究し、兜率天往生思想との教学的関連を探ろうとする。

研究成果

• [雑誌論文] 特異な星辰神の図像とその象徴性 (2010)
  • 著者名/発表者名: 泉武夫
  • 雑誌名: 佛教藝術 309 ページ: 13-39
  • 査読あり
• [雑誌論文] 仏教美術史研究の近年の動向と隣接諸学との接点 (2007)
  • 著者名/発表者名: 泉武夫
  • 雑誌名: 日本宗教文化史研究 21 ページ: 48-56
• [学会発表] 東アジア宗教におけるイメージ・図像・象徴への美術史的アプローチ (2009)
  • 著者名/発表者名: 泉武夫
  • 学会等名: 印度学宗教学会学術大会
  • 発表場所: 金沢大学
  • 年月日: 2009-05-30
• [図書] 国宝六道絵 (2007)
  • 著者名/発表者名: 泉武夫・加須屋誠・山本聡美共編著
  • 総ページ数: 195-214
  • 出版者: 中央公論美術出版