研究課題/領域番号 |
19320028
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研究機関 | 沖縄県立芸術大学 |
研究代表者 |
波照間 永吉 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 教授(所長) (30189576)
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研究分担者 |
久万田 晋 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 教授 (30215024)
波平 八郎 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 准教授 (40279427)
柳 悦州 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 教授 (70200532)
小倉 美左 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 教授 (90185570)
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キーワード | 美学 / データベース |
研究概要 |
平成20年度は、具体的な調査研究を推進するために、前年度に引き続き全体組織をデータベース構築班(柳、久万田)、鎌倉ノート班(波照間、波平)、紅型型紙班(柳、小倉)の三班に分け、互いに緊密な連携をとりながら研究計画を実施した。また各班には次の研究協力者に参加してもらい、各々の専門的見地から作業に従事してもらった。 1)データベース構築班:武子和裕(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員、情報処理研究)、粟国恭子(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員、鎌倉写真研究)2)鎌倉ノート班:山田葉子(沖縄県立芸術大学附属図書芸術資料館学芸員)3)紅型型紙班:平田美奈子(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員、染織研究) 1)データベース構築班は、前年度に構築したサーバ上の総合画像データベースの試験的運用を行った。公開に必要な操作環境、画像サイズ等を検討し、その前段階として沖縄県立芸術大学内に限定した試験的公開を行い、一般公開にあたっての技術的諸問題を検討した。この設定作業に、コンピュータネットワークの専門家に専門的知識の提供をうけ、旅費と謝金を支出した。それと共に公開実験のためのコンピュータ1台を備品費で購入した。 2)鎌倉ノート班は、本年度から鎌倉ノート全81冊の撮影作業に着手した。備品費を使用してデジタルカメラの付属品を整備し、デジタルデータ化作業を進め、20冊分を撮影した。それとともに、前年度に引き続き検索用のインデックス作成作業を行った。これらの作業を行うアルバイトに謝金を支出した。 3)紅型型紙班は、鎌倉芳太郎収集の紅型型紙について、当初予定した軟X線撮影を、方法上の問題から赤外ランプとフィルターの組合せによる赤外線撮影する方法に変更して撮影を開始した。画像処理の専門家に専門的知識の提供をうけ、旅費と謝金を支出した。そのデジタル画像データに記された朱文字の解析作業を進め、これらの作業を行うアルバイトに謝金を支出した。
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