研究課題
平成21年度は、調査研究を推進するために、前年度に引き続き全体組織をデータベース構築班(柳、久万田)、鎌倉ノート班(波照間、波平)、紅型型紙班(柳、小倉)の三班に分け、互いに緊密な連携をとりながら研究計画を実施した。また各班には次の研究協力者に参加してもらい、各々の専門的見地から作業に従事してもらった。1) データベース構築班:武子和裕(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員、情報処理研究)、粟国恭子(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員、鎌倉写真研究)2)鎌倉ノート班:山田葉子(沖縄県立芸術大学附属図書芸術資料館学芸員)3)紅型型紙班:平田美奈子(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員、染織研究)1) データベース構築班は、前年度に構築したサーバ上の総合画像データベースの試験的運用を続行し、外部公開に必要な操作環境、画像サイズ等を検討し、その前段階として沖縄県立芸術大学内に限定して試験的に公開した。一般公開にあたってのファイヤーウォール設定、DNS設定、クライアント設定等の技術的諸問題を引き続き検討した。2) 鎌倉ノート班は、前年度に続き鎌倉ノート全81冊の撮影作業を継続してデジタルデータ化作業を進め、18冊分を撮影した。それとともに、前年度に引き続き検索用のインデックス作成作業を行った。これらの作業を行うアルバイトに謝金を支出した。3) 紅型型紙班は、鎌倉芳太郎収集の紅型型紙(1414点)について、本年度は型紙大の赤外投射ランプを製作し630点の赤外撮影を行った(昨年度は450点)。した。画像処理の専門家に専門的知識の提供をうけ、旅費と謝金を支出した。そのデジタル画像データに記された朱文字の解析作業を進め、これらの作業を行うアルバイトに謝金を支出した。
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琉球絵画展図録
ページ: 84
ミンサー全書
ページ: 35-45
まるごと三味線(青弓社)
ページ: 35-43