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2009 年度 自己評価報告書

日本における木彫像の樹種と用材観に関する調査研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19320033
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 美学・美術史
研究機関独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館

研究代表者

金子 啓明  独立行政法人国立文化財機構, 東京国立博物館, 特任研究員 (90110098)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード美術史 / 木彫像 / 樹種 / 用材観
研究概要

本研究は、木彫像に用いられる樹種を科学的に分析し同定する作業をおこない、その成果を踏まえながら、樹種選択のあり方を究明しつつ、「用材観」という従来ほとんど議論されてこなかった視点から日本彫刻史を再検討することを目的としている。8・9世紀の主要な木彫像の用材がカヤであることがこれまでの本研究によって科学的に判明し、従来ヒノキ中心に把握されていた用材観に対して問題提起を行なうことができた。その作業を継続するとともに、仏教彫刻のほか神像彫刻や、中国の木彫像にも調査の範囲を広げる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 日本古代における木彫像の樹種と用材観III-八・九世紀を中心に2010

    • 著者名/発表者名
      金子啓明・岩佐光晴・能代修一・藤井智之
    • 雑誌名

      MUSEUM 625

      ページ: 61-79

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本における木彫像の樹種と用材観に関する調査研究2008

    • 著者名/発表者名
      金子啓明
    • 雑誌名

      木の文化と科学(海青社)

      ページ: 91-104

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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