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2007 年度 実績報告書

ブロニスワフ・ピウスツキの評伝執筆のための実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19320043
研究機関埼玉大学

研究代表者

澤田 和彦  埼玉大学, 教養学部, 教授 (70162542)

研究分担者 井上 絋一  関西外国語大学, 国際言語学部, 教授 (10091414)
キーワードピウスツキ / アイヌ / サハリン / 二葉亭四迷 / 蝋管
研究概要

平成19年度は主として以下の諸点において評伝執筆のための準備作業を進めた。
1.ロシア,リトアニア,ポーランド,スイスの研究者たちとまずメールと郵便で連絡を取り合い,連絡網を構築した。その後プロジェクトの趣意書と"Application Form"を作成し,彼らに送付してその趣旨を詳しく説明した。
2.平成19年8,9月に澤田と井上は手分けして上記国々を訪問し,各研究者と直接面談して,プロジェクトへの参加の最終的承諾を得た。また新たに数名の評伝執筆候補者を発掘することができた。ワルシャワのポーランド有識者アカデミーとポーランド科学アカデミーの合同古文書館ではピウスツキ宛のL.Ia.シュテルンベルグ書簡の束を発見し,それをCD-ROM複写で取り寄せる許可を得ることができた。さらにワルシャワのコヴァルスキ氏から氏の未刊行の著作"Price of Conscience"の完成稿を入手することができた。
3.評伝の「執筆要項」の日本語版,英語版,ロシア語版を作成し,英語版とロシア語版を執筆候補者たちに送付した。彼らとはその後もメールと郵便で定期的に連絡を取り合い,情報交換を行なった。
4.評伝の目次と各章のおおよその執筆担当者を決定した。
5.澤田は『ピウスツキ評伝』に収録する「ピウスツキ総合年譜」作成の作業に着手した。澤田と井上はメールでの連絡の他に,互いに定期的に大阪,東京方面に出張して資料収集を行なうかたわら,面談して打ち合わせを重ねた。
6.上記の作業を遂行するために,ノートパソコンやプリンタなどの基本トゥールを購入した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [学会発表] 横浜のロシア人-1920-1930年代を中心に-2008

    • 著者名/発表者名
      澤田 和彦
    • 学会等名
      来日ロシア人研究会
    • 発表場所
      青山学院大学
    • 年月日
      2008-02-02
  • [図書] 津研費報告書『共同研究ロシアと日本第7集』2008

    • 著者名/発表者名
      沢田 和彦(共著)
    • 総ページ数
      45-70
    • 出版者
      青山学院大学
  • [図書] 科研費報告書『幕末・明治・大正期の日本とロシアの文化交流に関する実証的研究』2007

    • 著者名/発表者名
      澤田 和彦
    • 総ページ数
      iv+232
    • 出版者
      埼玉大学

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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