現代日本語感動詞の実態を把握し、総合的分析によって言語学的性格を解明するために、次の3つの観点から総合的研究を行う。(a)資料の収集と感動詞の地理的変異の解明:方言区画にしたがった全国8地点での自然談話資料で「日本語感動詞音声データベース」を作成し、全国2000地点への通信調査によって地理的変異を解明する。(b)文法論的・会話分析的解明:個々の感動詞の文法論的分析によって、現代日本語感動詞の体系を明らかにし、会話における機能を明らかにする。(C)感動詞の言語学的位置づけを明確にする:感動詞の言語的性格を明らかにし、どのような研究対象として存在しているのかを明確にし、言語学的位置づけを明らかにする
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